美容外科では担当医が最善を尽くした治療を提供しますが、あまりにも高い理想を持ちすぎている患者の場合、納得をしないという問題も生まれるものです。
ここからが心理療法士の出番で、精神面にケアをしていかないといけません。
私はすでに4000名以上の方のカウンセリングを担当してきました。
その大半が女性で40歳以下ばかりです。
長年コンプレックスを抱いたまま生活をされていた傾向があり、非常に高い理想の持ち主ばかりです。
1度の手術では納得ができないと言われ、何度も整形手術を繰り返していましたが、カウンセリングを実施してようやく今の姿に納得をされています。
子供の頃から40年以上も容姿に負い目があったことで、いつの間にか精神まで病んでいたというわけでした。
美容外科では外見に対応するという処置しかしないところが多いですが、私が見つけた求人先ではメンタル面のケアにも力を入れられています。
ようやく理想的な職場と巡り合い、現在では月50万円の収入を得られています。
金銭面でも余裕ができたことで、本当の目的であった父を理解する作業にステップを進められているわけです。
うつ病も一種の精神病であり、今現在私が美容外科で出会っている方々とまったく同じです。
いつか回復をして、知らない本当の父親の姿と出会えることを楽しみにして仕事をがんばって行こうと思っています。